高脂血症(脂質異常症)―電子カルテの利用
当院では患者さんの身体情報(身長,体重,体脂肪率,血圧など)や検査結果(血液検査,レントゲン,心電図,超音波など)を電子化して診療に役立てています.
例1 悪玉コレステロール(LDL-C)と体重の経時的記録−グラフを用いた説明
患者さんのコレステロール値や体重を電子カルテに入力し投薬状況,コレステロール値,体重の経過が一目で分かるようにしています.上のグラフは悪玉コレステロール(LDL-C)値が196mg/dlの高脂血症の患者さんの経過です.食事療法・運動療法を始めて2ヶ月後,体重が2kg減少,悪玉コレステロール(LDL-C)値が180mg/dlまで低下しましたが依然高値であったため,薬物(グラフ上の茶色のバーで表示)治療を開始しました.その後体重も徐々に低下し,現在のコレステロール値は良好です.
例2 血液検査経時的記録−一覧表
血液検査の記録はこのような一覧表にも出来ます.当院での検査結果だけでなく,会社検診や人間ドックでの検査結果も入力して,患者さんの健康に関する情報をなるべく多く集めるようにしています.
これらの結果は希望される方にはプリントしてお渡ししております.
(この頁で紹介したデータは実際の患者さんを参考にしてデモンストレーション用に作製したものです)
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